ゾイド徒然草 -250ページ目

祝!? 初トラックバック&初報酬

 おお、ついにトラックバックとやらが付いた! と喜んだのだが、よく見ると昨日話題に取り上げた「ランキング」についてだった。ギャフン。ゾイドのことじゃないのね。

 上位ランカーさんからのトラックバックであり、「月の訪問者の合計を日数で割っ」たものがランキングに反映されるという仮説が論じられていた。なるほど。しかし、日数で割るなら、訪問者数にかかる係数は全ブロガー平等ではないか。割っても割らなくても同じだと思うのだが、いかがだろうか。


 話は変わるが、サイドバーに表示しているゾイドコア・ドットコムの広告がついに奏効。成果報償124円が発生していた。ありがとう、買ってくれた人! 124円はありがたくゾイドの購入に──って、ゾイコレくらいしか買えないよ! もうゾイコレ売ってないし。

真・銀色の人


 ごく最近ゾイドに入門したファンにとって、ゾイドのパイロットといえば灰色や青のものだろう。しかし、かつてはメッキが施してあった。


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 写真は左から順に、ヘリック共和国兵、ゼネバス帝国兵、ガイロス帝国兵である。


 模型的リアリティーという視点から見ればナンセンスであるが、おそらく、スモークがかったキャノピー越しでも目立つように、との意図があったのではないだろうか。

 かつてはこれが標準であったわけだが、今日ではプチお宝になった感もある。


 お宝というと、プレ値の旧ゾイドが思い起こされるが、貧しい私はあまりそういった物に縁がない。いいなぁ、金のある奴は。しかし、私だって一般市場には出回っていない激レアアイテムを持っているのだ!


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 シルバー925製パイロット(と、メガレオンの悶絶兵)。


 てっちり堂常連のマグマ溶接さんに作っていただいた物だ。(文字通り)いぶし銀の魅力。全く無意味ではあるが、もしかするとバイオゾイドに効き目があるかもしれない。

 アンオフィシャルなものではあるが、やはり真のお宝というと、こういった工業生産物ではないハンドメイドの物になるのではないか。であれば、最大のお宝は自ら手を加えたゾイドということになるなぁ。なにしろ世界に一つだ。

ランキング

 月が変わり集計がリセットされたため、我が「ゾイド徒然草」もアメブロ内ランキングを一気に遡上。月半ばから始めたこのブログ、月末の時点でジャンル内100位の壁を破るにとどまっていたが、スタートが同じならこれくらいの位置づけらしい。


[総合ランキング]
1370位/221499人中

[ジャンルランキング]
39位/552人中


 しかし、総合ランキングではまだ一千番台。しょぼん。分母が二十万とはいえ、これは寂しい。ゾイド一本でどこまで行けるものか。

ミリタリーでなければならないのか

 アニメ『ゾイド新世紀/0』の内容──即ち戦争という背景が無くなり、ゾイドを使った競技という設定であること──が発表されたとき、落胆の溜め息に含まれるCO2で地球の気温が0.1℃上昇した。それくらいがっかりした者は多い(と思う)し、それだけゾイドのミリタリーチックな部分が支持されていたのだ(と思う)。子供たちはどうだか知らないが、大きなお友達の大半がそうであった(と思われる)。

 同様に、バトストが「三匹の虎伝説」に移行したとき、『フューザーズ』が発表になったときもそうだった(『フューザーズ』の時はキャラデザもショックだったし)。『フューザーズ』の評価が低すぎたためか『ジェネシス』への風当たりはそれほど強くないものの、やはりこれを認めぬ勢力も存在する。ゾイドのストーリーはすべからく戦記であるべし、と。


 当の私はというと、今では『/0』が一番完成度が高かったなぁ、と思うほど丸くなっている。さらには、もしバトストが再開されるとしても、ブルーシティの時代を扱ってほしいとすら思っている。なぜなら、中央大陸戦争に端を発する一連の戦争の話は既に十分に人気があって、十分に公式の設定があり、十分に各人が「俺設定」で楽しめる素地があるからである。

 それに引き替え、ブルーシティの時代は「三匹の虎伝説」、『フューザーズ』ともに背景世界が十分描かれているとはいえず、「俺設定」を展開するのには少々素材が少ない。考えてみてほしいのだが、サイバー世界のゾイドというのも鼻血が出るほど潜在的魅力があるのだ。例えば『攻殻機動隊』とか『パトレイバー』とかがゾイドでやれると考えれば、この時代を黒歴史にするのは惜しいではないか。


 そういった意味では『ジェネシス』の世界は大きな福音である。設定的縛りが少ないため、「俺設定」の幅を大きく取れるからだ(もっとも、現時点では「恐竜型絶滅」という大きな枷もあるが)。

 特に、今までならナンセンスな扱いを受けていたであろう刀や槍を振るうゾイドを活躍させられるのがいい。「ファンタジー+古代文明のロボット」という取り合わせが好きな向きには最高の舞台だろう。


 雑誌のインタビュー記事でトミーの担当者が「設定を自由に楽しんでほしい」という主旨のことを言っていたが、私はこの発言を全面的に支持するものである。ミリタリーだろうがファンタジーだろうが、それはゾイド本来の魅力にひと味加えるスパイスに過ぎないからだ。和洋中と色々楽しめた方がよい。けしてミリタリーであることがゾイドの本質には含まれていないのだ。


 なぜそう断言できるのか。

 思い起こせば私が初めてゾイドに出会い、大変な感動を与えられたとき、ゾイドはまだバトストという背景も持っていなければ、ミリタリーチックでもなかったからだ。

 私の初ゾイドはグライドラーだったのだが、剥き出しになった歯車やカムは己の存在を誇示するがごとくオレンジ色をしていた。そのことが、動力がどう伝わってそう動くのかを分かりやすく示していた。自分が組み立てた物が動く。その課程があるから、どうしてそう動くかが分かる。それだけで最高のホビーだったのである。


 一応付け加えておくと、やはりミリタリー路線に突入したときはグッときた。店頭で「重装甲スペシャル」を見たときは射精しそうになったものだ(まだ精通はなかったが)。「ミリタリー味」、大好きである。

 ただ、大人になって偏食が和らいできた。真に魅力的であるのなら「メルヘン味」や「ゴシックホラー味」がきても楽しめるはずだ。


 ちなみに、今は「ジェネシス世界のゾイド」のことばかり夢想している。ブンブンと大剣を振り回すエレファンダー(もちろん鼻で)とか作りたいなぁ。

フューザーズDVD第三巻発売

 先日、アニメ『ゾイドフューザーズ』のDVD第二巻、第三巻が発売になった。私はネットで予約していたのだが、同時発売のはずがなぜか第二巻だけ先に送られてきた。第三巻は二日の遅配。そんな細かいところまで駄目さをアピールするとはさすが『フューザーズ』。


 さらっと目を通すと、やはり部分部分では良いところがある。だが、良いところは映像特典でピックアップされていたりするので、映像特典の部分だけ500円くらいで売って欲しかったなぁ。

 特に「ムービングCGアート」は出色で、「ボールジョイントで一個一個動くボルドガルドのトゲ」などが拝める。さらには、LZフェニックスのチャージミサイル発射シーンも収録! なんだ、やればできるんじゃないか! 出し惜しみせずに飛び道具を使っていればフェニックスを失うこともなかったんじゃないか、と思う今日この頃であった。


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ゾイド フューザーズ 03